めんどくさいことはともかく、僕は人が賛成する意見には、反対したくなるのです。
と、いうわけで親父が郵政民営化賛成だったので、むかついて(前から消極的反対だったけど)反対になりました。
親父曰く、「特定郵便局全国に2万もあって、郵便局自体は3000程度しかない。その局長は世襲で給料は1500万もある。だから民営化しないとダメだ」何をバカこいてやがんでー、それが一体どれだけの影響だってんだ、それを調べてから喋りやがれ。年収1500万円ってのは個人の話であり、それが妥当な額との差がどれだけであり、全体でどれだけ税金の無駄遣いなのか、さらには税金の無駄遣いがまったく何の意味もなさないのか、そこまで調べてから言ってもらいたい。
俺の身の回りには特定郵便局員の人はいないからどうでもいい。自分の地区に2、3人いるだけだろ?それがどうしたってんだ。
そういうわけで、生まれてはじめて特定郵便局について調べてみた。調べたら割と面白いことがわかった。
特定郵便局の成り立ちがそもそも特殊なんですね。前島密が手品でもって、わずかな期間に郵便というものを成り立たせたのがはじまりだ、というのだ。つまり、庄屋に「名誉職だから」ということで私財を投げ打たせてやってもらった、という。
ソース:明治時代の特定郵便局のようす
得心。集票マシーンであるのは、郵便局かんけーねーじゃん。元々が庄屋で村の実力者じゃん。あとな、そもそもの最初に諸刃の剣抜いてんだから(つまり、庄屋から精神的に借金したんだから)、利子がついても文句言えねーよ。事業の最初の借金ってのはそれほど重い、とライブドアの社長は言うだろう、いや、知らんけど。ヤフーの株を最初に持ってた人や、ビルゲイツなんかは大金持ちだもんね。
あと給料のことが出てこない。インターネットってやつは肝心なことを教えてくれずに、義憤や私憤ばっかになってることがある。テレビはもっと酷いけど。なってみると公務員なんてそれほどおいしくねーぞ!俺の人生棒に振りやがってどうしてくれる!あと選挙がおいしいおいしいって言うけど、俺選挙バイトから外れてばっかりだぞ!もう一生選挙やらせてくんないかもしれん。全然既得権ねー。テレビやインターネットを鵜呑みにすると怪我をする。