今さらながらに考えてみると、僕は自転車がやっぱり好きでした。
大学の時も20分ぐらいの範囲を自転車で乗り回していて、変な目で見られてたし。当時4万円ぐらいの多分MTBルック車*1を買った時も、周りから訝しがられた。
それには伏線があって、高校が50分の距離をチャリ通だった、ってことがある。もっと遡ればさらに理由があって、小学校のころは子供の足で行けるような近所に同級生の男の友達がいなかったが、自転車に乗れるようになって始めて、友達の家に遊びに行けるようになった、ってのがあった。さらに僕は犬が苦手で、犬がいる家の前を通る時は心底ビビリ上がりながら歩いていたのだが、自転車に乗るとスピード(=逃げれる)によって安心感を得ることができた。そんなわけで子供心に万能のものとして自転車はあったのです。
今でもきっとその時の刷り込みみたいなのが残っているような気がする。車じゃ駄目なんです。車は乗せてもらうもの。

*1:マウンテンバイクのように見える似て非なる自転車のこと。よく覚えてないけど実際はMTBだったのかも。