朝食抜き!ときどき断食! (講談社+α新書)

朝食抜き!ときどき断食! (講談社+α新書)

昨日立ち読みしてた本はこれだけではないのだけれど。まあ題名で内容がわかるようにこっちを選んだってだけのこと。
病ってのはどこからくるかというと、結局生活の中からなのだよね。滞りっていうか、ボトルネックみたいなこと。人間の体は大昔から変わってなくて(「裸のサル」の幸福論じゃないですけども)、現代になって習慣は変わったけどもそれに体が対応してないってことなんです。
そういうわけで先人の知恵を借りるってのは大事なこと。
それと常識ってのも危ない。蓄積がないのに常識になっているってのは怖い。パッと連想できることだと、陸軍の森鴎外脚気の原因は栄養不足だかなんかにあると妄信して白米の食事を続けさせたこと。対して海軍の高木兼寛は白米は怪しいので麦飯に切り替えて脚気を一掃した。(のちにビタミンが発見される。脚気はビタミン不足が原因。)
対症療法的なものって一箇所に対して解決を図るもので、全体のバランスとか、時間的なこととかをあまり見れないのだよね。
まあ僕が言うのもあれなんで、このへんで。それにしたって朝食を抜くのは困難だなー。親は凝り固まっているからな。