町を閉じる記念式典があるんだけど、悪い(ってこともないけど)がまったく興味がない。
もともと式典も記念も嫌いだし、僕はこの町に1年しかお世話になっていない。よしんば自分の住んでいる市が閉じるとしても(まあ対等合併である以上、こっちも閉じるんだろうけど)、ぜんぜんどうでもいい。歴史と行政上の区分けは関係がない。そして歴史は各人の中にそれぞれあるものだと思っている。同じ市や町と言っても各人によってとらえ方や思いの寄せ方は違うはずだ。
そんなわけで本当にどうでもいいのだけど、労働力として参加しなければならなくなった。僕は思うのですけれど、駐車場係とか場内整理とか受付とかを(もし残業代を払わないなら別だけど)、単価の高い正職員にやらせるのではなく、プロのガードマンや日雇いのおっちゃんで代用したほうがよほど安く高品質になるのではないかと思った。
あー、でも正職員の場合、もらえるのは代休で残業代はでず、合併でガタガタしてて休めないからタダ働きでいいや、ってことになるんでしょうかね。それなら私共が質の悪いボランティア程度の働きだったとしても認められるであろう。実際質は悪いと思うがね。プロじゃないんだし。
民営化の必要なのはこういうところではなかろうか。
硬直的な予算というシステムの場合、急に発生したことに対して肉弾戦を挑むことしかなかったりするんだけど、203高地のように累々と死体を重ねるだけだったりして。ここで高性能兵器とか持ってりゃあな、っていうか海軍に手助けを頼むとか本来やり方はあると思うんだけど、予算がなければ外注がでけまへん。
本来我々は法律や条例に関する部分を管理してりゃいいだけのような気もするな。そして実際その程度しかこちらにはアドバンテージがない。


もう一つバカげてる話。式典当日は駐車場が不足するため、職員(全員出席)に自動車での来場を自粛する要請が来た。普段から町外在住チャリ通の僕からしたらほんとバカげた話。しかも「遠くてどうしても無理な人はしょうがないのでOK」というもの。例外作ったらこんなの絶対みんな車で来るに決まってる。ちなみに職員は8割が町内在住。チャリ通してるのを見たことがあるのは、全職員100人中5人。バイクが2人、徒歩1人。マイカー自粛が「どうしても無理」な人は5割ぐらいはいそうだね。
そういえば公共交通機関を使っている人は0だね。バス停は目の前にあるけど。
しっかし田舎のマイカー中毒っぷりには参るね。