今日は1日現場に出ていたらいやに疲れた。今さら11月の大雨での災害復旧の査定です。まあ毎度言いますが僕は何の仕事もしてません。走り回ったりしてたけど内心でむかついたりうんざりしていただけの話。国から補助金貰うのって大変なんすね。
さて、本日のお題は「運がいい、悪いというのはあるのか?」ということ。
現場から一旦昼休みに事務所に戻ったわけですけども、その時に僕の先輩(まあ例の現人神ですわ)がお茶の入った湯飲みを持とうとしたんでしょうね、「あ!」と小さく1つ、ガタリとお茶をぶちまけておられました。ああもうこの人幽体離脱しちゃってるわと思ったわけなんですけども。
現人神は現人神なゆえに書類が机の上を埋め尽くしてまして全部ビシャビシャ。マウスもお茶浸し。もう考えたらありえへんミスなんですけども全然この人動じてないところがまさに現人神。僕も全然ビックリしない。
それはまあいい方の偶然なんですよ。
飯を食っている後ろを課長が通って、「何だこれは」なんて言うから振り返ってみるとなんか茶色い汚れがついてるんですね。まあ現場に行ってきたから土でもついたんだろうと思ってまあヤな予感もしたから飯食い終わってから拭こうと思ったんです。
で食い終わったんでティッシュで拭いてみたわけなんですが、色がちょっと変なのとなんか微妙な臭いがするんでちょっと近付いて臭ってみたんです。あれ、これうんこちゃうん?
うげぇ、おえぇ。今食ったのがちょっと戻りかけた。最悪や、と思って周りを見ると、足跡が続いてるやないか。終着点は例の現人神。現人神は後ろで僕の様子がおかしいのを無視してカレーを食っていらっしゃる。偶然ながら彼のお昼はカレーだったのですよ、ココイチの!
その後まあ曲折あってその先輩が現場で巨大なうんこを踏んできたことが判明したのですが、こんなの絶対運がいいとか悪いとかじゃないよなあ。
現人神は車を運転している時に変な臭いがしてたらしいのですが、僕が屁をこいたと思ってたらしく(失敬な!!)言ったら僕がかわいそうだなー、とその時は何も言わなかったんだと。その時僕は全然臭いに気付いていなかったのですが、改めて運転席を見るとうんこが少し落ちていました。神様のやることはアヴァンギャルドだなあ。
よく「あいつはトラブルメーカー」だとか「最近ついてない」とか運に関するような話も聞くけど、僕は今まで生きてきて運が悪いと思ったことはあまりない気がする(記憶力が悪いから覚えてないだけかも)。こういうのは生き方であり、リスクを知覚するかしないかだと思う。偶然ってのは誰にでもいつでも起きるもので、逆に言えばそこまで人によって差がつくものではないと思う。だから、物事にあたる姿勢や、知識の有無、そういうものが運と呼ばれるものを左右する比率のほうが高い気がする。
何か偶然悪いことが起こるなら、自分の認識が欠けていたか、知識が不足していたのだろう。だからそれを増やすことが運の悪いことを防ぐ手段になるはずだ。
いつも魂が抜けているからうんこも踏むのだろうし、短絡思考だから踏んだことにも気付かないのだろう。
まあ断じて運がついた、なんていうオチじゃないけども。