言葉の凄さってのは2ちゃんねるを見ているとよく思う。集団で洗練させるっていうか、数の洗浄能力って凄いな、と。秀逸だと思うのが、「○○ってなんで生きてるの?」というスレタイのテンプレ。この言葉に秘められた攻撃力って高いと思うんですよ。「自殺をしないのが不思議なぐらい、○○は酷い」ということを簡潔に表現している。なんで〜とすることで悪意を拭い落としさらに深い状態であることをイメージさせる。
前に書いたかも知れないけど、「○○乙」ってレスも素晴らしい。「自演乙」「工作乙」・・・。これは「ご苦労様」と言う言葉が失礼に当たるのと似ている理屈だ。自分の意思でした行動に対して「ご苦労様」「自演乙」と言われる皮肉。この言葉によって自分の行動が他人からの要望でしたことになり、自分はピエロに変わるのだ。
こういう威力のある言葉がいくつも流通開発されている言葉のるつぼ、2ちゃんねるの底力は計り知れない。言葉に関してはあそこつえーよ。