新潟中越地震 支援物資は満杯 小千谷市「事前連絡を」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000018-maip-soci
こういうのを情報化社会って言うのでしょうね。新潟という地域に対して、日本という全体がてんでバラバラに荷物を送るのだから、当然こうなるわな。戦では兵站が一番難しいわけで。
まさにマスコミの力。例えば不用品を送ってもしょうがない、ってのはわかっているはずだろうに。日本全土が崩壊したのではなく、極地的な被害なわけだから、何もかもが足りなくなっているわけではない。それでも放送されれば全国各地からモノが度を越して届くものだ。
こういうときこそお金を送ればいいのではないかと思う。お金と人と技術者かな。お金によって資源を配分して人と技術者を雇えばいい。
よく考えれば、親からもらえるクリスマスプレゼントはモノであり、親戚からもらえるお年玉はお金である。自分から遠ければ遠いほど、モノをあげるってのは難しくなると思う。新潟の人は、僕らの肉親じゃないからね。んで僕らもサンタじゃない。
追記:こういうこと言うとあれだけど、僕は新潟にもイラクにも個人的に何の感想も持っていません。なんかこういうとこの感覚鈍いんで。埋まった家族が助かった、助からなかった、ってことに対しても「地震が起きた瞬間にそういう状態になった人も一杯いただろうに、何故この家族だけがクローズアップされるかわからない。広告塔として非常にいいプロパガンダなんだなあ」ぐらい。だいたい拉致家族に対してだって、「帰国残留孤児との扱いの違いはどうやねん」と思ってしまう人ですから、否定するものもないけど、「イラク自衛隊を新潟に送れば万事解決ジャネ」ぐらいしか思えません。