運動神経の科学 (講談社現代新書)

運動神経の科学 (講談社現代新書)

なんか「はまぞう」って機能があるみたいだけど、これでいいのかな。書籍が簡単に紹介できるとか書いてあったけど。
さて、この本なんですが、割と面白かったけど、「俺の作ったこの機械で練習すると、ほらこんなに!」みたいな、まあ自慢と宣伝みたいなのが5割ぐらい占めちゃってるので、読み手としてはなかなか難しい本だった。理屈やエッセンスを抜き出して活用することはできるんだろうけど、この人が開発した機械を使うのはどうも機会がなさそう。
概要は、足が遅い小学生を俺の開発した機械で練習させたら、足の速い小学生と競るようになったでオイ、という話。で、どんなことを施したかというと、神経回路を速く走るために効率的な回路に組み替えたって感じですかね。
速く走るためには筋力が大事なのではない。技術が大事だ。その技術というのは(俺のマシンによって)鍛えられる。()内ウゼー。
この本の中でも多少なんばについて言及してあって、なんばというのは腰と膝を連動して動かす歩き方であり、一理ある。これを応用して云々ということがあった。歩く時にみぞおちを回転軸にすると、理想的、らしい。