前言撤回。巨人(ていうか日テレ)はほんとどうしようもない。
最近は巨人戦を避けたりしながら愛知系の中日戦やNHK系の試合を見てたんであんまりイラつくこともなかったんですが、今日久々に日テレのストレートなキチガイ振りを見て「巨人も野球も潰れろ」と思いましたね。って言いながら結局見てたんやんお前。
なんか知らんけど、東京ドームの天井をコンピューターグラフィックスで夜空にするっていう。子供だまし、小手先、小細工もいいとこじゃないですか。夜空が見たかったら野球なんて緩いスポーツ見てるかっちゅーねん。
んで暇な時は映像に流れ星が走ったり、花火がドンドン上がったり。アホですわ。何をことさら希少価値を無駄遣いしてんねん。どうでもいい巨人の視聴率のために、その他の自然現象、イベントを使い捨てして貶めていいのか、っていう話。
ニセモノってよくないですよ。コピーできるってことが、本物の価値をどんどん下げますからね。思うに巨人はホームランさえ飛ぶボールでニセモノにしてしまった。あんだけ上がる「花火」(ホームランも花火って言ったりしますね)のせいで、手間暇かけて上がる一発の花火の価値がどれだけ下がるか。
使い捨ての極み。
これとは違う視点の上のことかも知れないが、野球のオリンピックも、当初危惧されたよりもひどい結果にはなった。トーナメントである以上、プロは向いてなかったんじゃないかとも思う。後出しだけど。
あと野球もトーナメントに向いてない気がする。オリックスダイエーの勝率の差だって2割ぐらいでしょう。実力が上なら必ず勝つってわけじゃないんだよな。
サッカーにしてもそうかもしれない。プロスポーツがある種目はどうしたってそうなのかな。でもトーナメントには魅力もあって、その魅力は弱が強に勝つとか、運とか巡り合わせとか悲劇とか喜劇とかを見ることだと思う。それはプロじゃなくてもよかったんじゃないか。
つまりは野球の場合を、運や番狂わせを含むトーナメントを力で制しようとしたわけで、やってることは徒労に近かったのではないか。
今回アテネではプロ選手たちが普段やらないバントやヘッドスライディングを繰り返したという(見てないけど)。ってことは普段とまったく戦い方が違うってことなんですよね、トーナメントって。
それならトーナメントに対するプロを出せばいいんでないの。トーナメントに対する勝ち方や負け方を知っている選手。奇しくも最後のランナーの谷は、一塁全力疾走で足を痛めたみたいだけど。
今回はどうも、負け方がなかったなあ。