こないだ木について書いた本を読んだらすぐ木のことかよ、ってなるんですが元来僕はそういう人間です。さて、木について。
例えば、というかですね、役場でやってる土地収用や何かには木というものが関係してくる。道路を広げるとか水路を作るとか、そういう時に、そこに木があれば補償しなければならないわけです。
僕の町は田舎なので庭に木がある家が非常に多い。もちろん役場にだって木は多い。CO2削減という話で考えるなら「庭に木を植える」ってのからはじめたっていいと思うんですよね。せめて自分の分のCO2ぐらいには責任持つ、というか。しかも木の効用としては、景観であったり、砂防であったり、防風であったりと単一じゃないんですよ。
更には家を建てる時に木材を使う、というのがいい。バイオマス発電という技術があるなら、木材を使った「発電をする家」ってのができると面白いかもしれない(バイオマスって燃やさなきゃだめなのかなあ)。それができないとしたって廃材だって燃料であろう。
木材は循環する素材だし、栽培することができる。循環の過程で色々な利益を還元してくれるのだから、最終の値段だけで判断するのはもったいないと思う。過程で生み出す財やコストを勘案する必要があると思う。