「淘汰」を口にする人はマクスウェルの悪魔*1に食べられればいい。


淘汰というのはエントロピー増大の法則に逆らっている言葉だと思う。つまりはhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031028-00000505-yom-socihttp://d.hatena.ne.jp/takahashi/20031028#p1より)である。
淘汰を口にする人はまさにマクスウェルの悪魔が存在する、と言っているのに等しいのであり、同じ口でエントロピー増大の法則を言えないのである。淘汰を口にする人は自分だけはマクスウェルの悪魔に食べられない(別に食べないけど)と思っているだろうが、悪魔がどんな匙加減をするのかなんてわからないのによくそんなことが言えるぜ、ということです。

*1:気体の分子を自由に弁別し、エントロピー増大を防ぐことができる悪魔。これにより温度の低い部屋と高い部屋をエアコンを使わずに作ることができるという想像上の存在。