自分づくりの文章術 清水良典
キーワードは「純文章」。素の文章ってぐらいの意味だろうか。全体的にも日記書きに違和感のない本だった。
まず現在は文章漬けの社会である、という認識。これはネットやってる人なら同意するしかないですね。むしろ活字離れ?ハァ?みたいな。この認識からスタートしてくれないとなかなかこの手の本は読めないかと思う。
まあ僕としてはこのまま日記を書いていくだけですけどね。自分づくりの文章術っつってもね。
所要時間2時間。

追記:どうしてもウェブ日記書きは創作系と近いところにいるので、自分が創作できないことに卑屈になったり、創作してみようとして挫折したりなんてハメに陥りがちですが別に創作にこだわらなくていいのではないか、なんてことを思いました。
昔から、っつっても最近なんでしょうが私小説なんていうジャンルもあるし、完成にこだわる必要だって特にないんです、出版するわけでもないんだから。
私たちは日常を諸手に格闘していけばいいのであって、キラリと光るものは創作のなかだけにしかないとも言えないのである。ふとした瞬間になんかすげーキレイな景色が目の前に広がってることって、あるやん?それでエエやん?