バカの壁 養老孟司

何で僕はこの本を買ってしまったのだろう。『朝日・毎日・読売各誌で大絶賛!「話せばわかる」なんて大うそ!』なんて帯に書いちゃって当のお前らが話してもわかんない奴らだろ、ってなもんで。

僕はこの本を買ってちょっと読んでしばらく放っておいたんだけれど、その間に別の養老さんの本(養老孟司の<逆さメガネ>)を買って読んでいた。で、改めてバカの壁っていうもっともらしいタイトルの本を読んだらなんか言ってることそんな変わんねえのな。

や、普通に面白かったんですけどね。「バカの壁」ってタイトルは内容全然関係ないっていうかある一部分を取り出しての誇張でしょう。まあ「売れそう」としか思えない。

実際この本を手に取った人はバカの壁があるからあんま読めないんでしょうかね、この本とか。でもバカの壁ってのはそういうことなんじゃないのかなあ。僕も一面的な意味でしか理解しないよ。

まあ、ですます調なので通算2時間半ぐらいで読めたかな。

追記:書かれていたことは、体が大事とか、一神教ダメーとか、個性的?ハァ?みたいなことでした。ちょっと端折ってますけど。