今日、新規採用の職員が自己紹介しているような職員組合の冊子が配られたんだが、お前らなんでそんなにポジティブよ?文面からは秀才つーか、かつナイスガイ、行動派、笑顔、社交的、とか伝わってきて、まともじゃねー。人間ってのはもっとぐだぐだだろうが。病気の野郎は帰れ。ちくしょー、なんで俺とそんなに違うんだ・・・。
私の武器は誰とでも仲良くなれること、だなんて思ってても言うもんじゃねえ。こないだ僕と仲良くしてくれなかったじゃないか・・・。謙虚を忘れると痛い目見るぜ。
つうかポジティブは気持ち悪くなる。あれ苦手。もっと偏執的になろうぜ。というかアクティブ派とか採用するなよ、もっと気が狂ったの採用しようぜ。外界が苦手で休日は何もしてません、とか。趣味は暗闇で膝を抱えることです、とか。
ったく、休日はチャットで遠くの友達と楽しみますとか何アクティブに言ってんだよ。言えねえよ。っていうか明るいオタクは入れちゃダメ!僕みたいにチャットといいつつ酒に酔って独り言を残さないと!っていうかそんなこと口が裂けても言えません。
そんなポジティブアクティブおもしろくねー!趣味が旅行、釣り、スポーツとか全部ダメ!趣味がなくて人生面白くなくて人付き合いが苦手な奴が、人間のフリして仕事してるのが面白いんじゃないか!どれだけ普通のフリができるか?これエキサイティングだと思わね?暗くて後ろ向きな奴だと思われようぜ。なぜこの楽しさがわからない?俺はゾクゾクするんだけれど。できそこないの自分が、人間基準の得点を取っていくゲームだぜ?
というか「自分」と「自分の振舞い」を明確にわけることってすげー気持ちいい。「自分がしたいこと」と「自分がすること」を分けて、「自分がしたほうがいいこと」をするのほんと気持ちいい。自分の気持ちに不正直に生きる楽しさをみんなは知らないんではないか。
あと話はちょっと変わるけど、「面倒なこと」って積極的にやったほうが楽になっていきますよね。人がだんだんドツボに嵌っていくのは、「面倒なこと」をしないからです。まず先に面倒で嫌なことからやっていくと、面倒で嫌なことのやり方がわかり、次に同じ面倒なことが起こった時に(必ず起こります)すげー楽。
まあ僕がいいたいのは、もっとネクラになれよお前らってことです。写真はネガがあって、できるもんだ。

と、いいつつ、電話口で「草刈」という単語を聞くと拒否反応が起こります。ほんといいことない。最近「草を刈れ」っていう電話が地元から多いんだけど、ほんと予算ないの。だからどうやって断るかってだけなの。「草刈機をこちらで貸し出しますので、」ってその草刈機が全然使い物にならないの。もう嫌になってくる。トラウマ。あと、何らかの理由で、多少はこちらで刈っている場所もあるので困る。細かく話を聞いて、何とか地元で刈ってもらうようにお願いしつつ、最後の最後で無理な場合はうちが他の係に頼んで刈ってもらう。しかも一度刈ったら地元は来年も刈るように言うだろうからほんとこれは使えない手。市民の役に立てない課。予算がないのは親の愛だろうか、地元に1人立ちして欲しいという。こういう葛藤がある限りは、とてもポジティブには生きられねえよ。