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- 作者: トーマス・フリードマン,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: 単行本
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読みながらいろいろ考えた。時に僕は東海道を下っていく。日本有数の大都市、名古屋、京都、大阪、神戸と。さらには日本に広がる田舎と。これらは不可分だったが、如何せんもうちょっと思い出すための時間が欲しい。
フラット化する世界とは、ほとんどそのままのことだ。コロンブスはインドだと思ったアメリカ大陸を発見し「世界は丸かった」と言った。この本の著者はインドへ行き、世界がフラットであることを発見した。
世界からは壁が取り払われる。アメリカとインドはインターネットで直結する。今やある仕事を一番安いコストで、一番品質のいい仕事をできる人がやる。リカードの比較優位は生きていて、それぞれの人はそれぞれの優位に特化する。
そしてどうしても自分の仕事のことを考えるけれども、公務員であることは相当壁に守られている。そして日本語という壁はかなりフラット化を拒むだろう。それによって生産性は多少停滞するだろうけれども、既得権益は守られる。うーむ、立場的には有利ってことなんだろうなあ。
ただ、僕の目的はフラット化だ。平らな世界で生きていけるように。そして市役所を平らにするように。時間が必要だ。そしてまた下を読むことにします。