グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

グーグルとはインパクトなのだ、と。検索エンジンはグーグルの仮の姿であり、実際はユビキタス(神の遍在)である。グーグルは検索という神の御業で、あらゆるところに入り込む。
詰まる所はデータベース。地球上の全てをデータベース化してしまえば、グーグルは世界に遍在する。グーグルはあらゆるものを取り込んでいく。
それが例えば破壊や創造に繋がる。世界をくまなく照らす光だ。見えてしまえば変っていく。そしてそれは監視に繋がるかもしれない。さらにグーグルは世界をくまなく照らさないかもしれない。グーグルマップの衛星写真では、ペンタゴンは見えないという。神が恣意的な動きをすれば、私達の誰かがそれを被るのであろう。