今日はまさに波乱の日でしたね。
さて、まずは豊真将。いい相撲だったー。玉春日相手に粘る、粘る。上からまともに押さえつけられてもびくともしない。活きがいいとはこういうこと!形勢逆転で押し出し。嬉しくなるような相撲でした。
次からが波乱の幕開け。と、言っても同じく新入幕の把瑠都がベテラン栃乃花との取組で。何故か突っ張る把瑠都をうまく捌いて栃乃花が押し出し!体格だけが相撲じゃない!なるほど、さすが栃乃花把瑠都は20連勝でストップ。
そして波乱の第一。栃東ですね。まさかの琴奨菊に寄り切り負け。体格も近いし、合ってしまったのかなあ。琴奨菊にとっては会心の相撲だったでしょう。今までこんないい相撲見たことなかった気がする。そして栃東の綱取りもいまやか細い線香の煙ぐらいになりました。
波乱の最後は朝青龍。僕らの若の里がいかにも「平常心*1」って顔でいたのが面白かったのですが、取組がもっと面白かった。若の里が勝つわけないのに!勝つための策なんて何もなかったのに!まさかの無欲の勝利。土俵際で朝青龍からするりと逃れた若の里が何とか残り、哀れ朝青龍、空中に投げ出されバタバタ。まではよかったが、右腕を負傷となると、痛い。
これは荒れる。
しかし、今日の白鵬は惚れ惚れする相撲だった。全く危なげない。優勝の大本命は今のところモチベーション的にも白鵬ですね。琴欧州もまあ今日は危なげなく、と。
栃東はすでに哀愁ですね。哀愁と言えば魁皇で、対照的に千代大海は元気(笑)、っと笑うとこ間違えた。千代大海千代大海的に会心の相撲が続いているね。今日も笑ったー。

*1:取組後のインタビューで、「何も考えていませんでした」っつってた。こんなんだから相撲って難しいよねー。