タイガー&ドラゴンはなんというかストレスなしに見れるドラマって感じだった。
クドカン脚本の場合、「この場面でこれは言わねえだろ」ってセリフがない。なんというか似顔絵的なリアリティ。思い切った強調と省略、が基本なわけだけど、セリフや状況が極端であっても、リアルに見える。
さらに強調と省略といえば、劇中劇と言うべきシーン。落語の物語と実際の物語が説明もなしにバンバン切り替わって進んでいくんだけども、これも似顔絵的なリアリティ。現実にはありえないんだけど、ものすごくストレスなく話がわかる。進んでいく。
んでまあ、こういうドラマってそうそう見れないんだろうなあ。最近ドラマといえばクドカンのドラマしか見てないや。