地方は変われるか―ポスト市町村合併 佐々木信夫(ちくま新書
本とは関係ないけど、自分の所属しているところが民営化してくれても別にいいなあ、っていうかむしろ歓迎かも、ぐらいに思った。なんか周りと比べて焦ってしまうんですよ。ほんと大したことやってないから。絶対差がつく。(もともと入る会社がなかったのが原因で公務員を選んだので、別に入った会社が民間になるのは構わないと言えば構わない。クビになる危険とかがあるほうが、クビになったあともなんとかなりそう。)
んで。本なんですけど、これ明らかに柳の下のドジョウ狙いの本で、まあ前作も買ったんですけどね。「市町村合併」っての。これ読んで公務員しけんの論文書いたもの。
その2匹目をまあ僕のような地方公務員(ぺーぺー)(新書マニア)が買わないわけにはいかないよな、つってまあ読んでたんだけども、なんか難しいね、この本!
基本的には前作、「市町村合併」より話が大きく、府県合併の話まで出てくるあたり、当事者感がなく、散漫に読んでしまった。でもまあ大きい枠組みも知っとく必要はあるけどね。
地方は変われるかってことに対して、大きな状況としては変われないかなー、っていう実感もあるし、小さな部分としては、うちみたいな町村が合併するスケールメリットはあるだろうなーとも感じる。
町村としての役割ってのももっと限定されるだろうなあ。例えば山林や農村の保護とか。合併できないほんとの山奥とかはそういう価値でやってくのだろうし。
うちはまだ東海道線よりだから、他の市にくっつくことで効率化を図れる部分もあるけど。
来年以降、どうせその変化の中にいるのだろうから、その中でまた見ていこうかな、と。