死の壁 養老孟司
柳の下のドジョウですが、読みやすいだろうことはわかっていたので買ってしまいました。解剖学者が死を語る本を読むのは悪いことでもないだろうし。
内容はなかなか面白かったです。ただこの人の書いた色々な本と重複はあるけど。
一つだけ、本の中から抜き出すとすれば、「自分の死というものはない。それは口というものがないのと同じこと」というようなことでしょうか。確かに唇という実体はあっても、口という実物はないですもんね。