地域通貨 嵯峨生馬(生活人新書)
今気付いたんだけど、すげーとこから出てんな。こんな新書あったんだ。まあNHK出版だけど。
なぜこの本を読んだか、というと、まあこれも今は昔的な話なんですが、不況でデフレという現状に、飽くまでも案としてのヘリマネ(ヘリコプターでお札をばら撒く)がある、しかもそれをまともに考えている人もいる(?)、という気配があったからです。
かくもお金というのは把握できないものなのか、と膝を打ったわけです。流動性選好、流動性の罠、変動相場制、法定通貨。お金には隠れた意味や特徴があったりします。僕らが日頃絶対的に信頼を寄せるお金というものは、実はそこまで強いものではない。
地域通貨、というこの本の題名を見たときに、限定的なお金とかお金を補完するお金とかそういうのが浮かびました。まあそういう理由で読んだわけです。
で、読後の感想は、まだまだバイタリティのある人向きだなあ、ってことでした。僕のようなヒキコモリがなんやらできそうなもんでもない。