砂の文明・石の文明・泥の文明 松本健一

砂の文明としてのイスラム、石の文明としてのヨーロッパ、泥の文明としてのアジアを対比させ、それぞれを砂:ネットワークする力 石:外に進出する力 泥:内に蓄積する力 であるとして考察した本。なかなか面白かった。まあジャンケンみたいなもんでしょう。

こういうのはある種極論的な部分があるのであくまで一つの仮説として参考にする程度がよいかと思われる。単純化した見方が世界を見るのに資することもあるけれど、その逆に切り捨ててしまう情報も出てしまうだろう。

でもまあ物事の理解の早道は一度間違ってしまうことなので知ったかして恥をかくのもいいですね。こうやって日記に書くとか。